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どっちが幸せ?

久しぶりに息子と待ち合わせて帰宅。
帰り道は話が弾みます♪
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まずは、テナントを募集している建物の前で…。
「ここ何になるんだろう。1階がゲームセンターで2階は牛角がいいなぁ」
「それか、1階がおもちゃやさんで、2階がフードコートでもいいなぁ」
何度も言いますが6年生です(笑)
この発想、幼いよね〜でも可愛すぎ。

で、話は続く…
「俺、言っちゃおうかな〜。だってまだ決まってないんでしょ?」だって。
自分で電話してテナントのリクエストしようという発想、ホント笑えます(^^)

とりあえず母の返答は…
「それもいいかもね!」と、言っておきました(笑)


でもって次の話題は「ザリガニ採り」

近所の緑道でザリガニが採れるらしく、
「今度、連れてって!」と話をすると、
嬉しそうにザリガニ採りの説明が始まった。

あーやって、こーやって、これを使って、こうやると上手く採れるんだよーと。

ちなみに彼は世田谷生まれの横浜育ち。
いわゆる都会っ子ですよ!
なのに…私の希望通りに育ってて嬉しい(笑)

さらに会話は続く。

「ザリガニ採りに行くのはいいけど、キャッチ&リリースだよ」と私。
若干、不服そうな息子…子どもにしたらそりゃそうだ。

でも、
「家に持って帰っても死なせちゃうでしょ?たくさん捕まえて帰ったら、
次に行った時に1匹もいなくなっちゃうよ…」
と伝えてみた。

都会でザリガニが採れる場所なんて本当に貴重。
無邪気な子どもたちが採るだけ採ってしまっていなくなっては大変だしね。

そこで息子が言ったのは
「じゃあさ、オスとメスの2匹を持って帰ってウチで増やしたらいいじゃん」
…やっぱり子どもの発想は楽しい(^。^)
思わず「なるほど」と言いそうになったよ(笑)


私の父は昆虫など生き物を捕まえても、
楽しんだ後は逃がしてあげなさいと言う。
魚釣りの時、たくさん釣れたとしても、
釣った魚は必ず全部食べきること、
小さい魚はリリースすることを教えられた。

実際に捕まえただけ持って帰ってもいなくなることはないのかもしれない。
家に持って帰っても上手に長く育てられるかもしれない。
でも、生き物を大切にすること、
自分たちの行動に責任を持つこと、
それを伝えるのにちょうどイイな〜と思って。

この感覚が正しいのか自信はないけど…
父に教えられた大切な事だと思うから、
私も息子にそういうことちゃんと伝えていかなきゃね!

そして最後に
「Tは、家の小さい箱の中のザリガニと、
緑道にいるザリガニ、どっちが幸せだと思う?」って聞いた。

「緑道のザリガニ…」と答えた息子が、
そのことの意味を理解する日がきっと来るよね。

「持って帰るのは一匹にして、家で観察とかして楽しんだら、ちゃんと帰してあげようね」という私の言葉に、
「そうだね!」と笑顔で答えた息子に安心した母でした。


子どもとの会話って、
昔の自分を思い出したり、その当時に自分が言われた言葉がよみがえったり、
改めて考えさせられることも多い。
だから面白い★貴重な時間(^▽^)
by bluedolphin7 | 2011-06-09 23:23


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